Windows と CentOS 5 の間で synergy する修行
こんなタイトルにしておくと、役に立つ情報かと間違ってきてしまう人がいることだろう。残念。インターネットの S/N 比は刻一刻と下がっているのだよ。
さて、先日挫折した CentOS 5 への synergy のインストールだが、うまくいったのでメモ。
最初は libstdc++ の違うバージョンは入っているし、rpm の依存関係をだましてライブラリはシンボリックリンクでも張ってやればいいか、と考えていた。が、
# yum search libstdc++
してみると、compat 系のパッケージが二つ。
正直、よくわからない。
# yum info compat-libstdc++-296
で出てくる 2.96-RH 互換ってなんだ? みたいな。RH ってどんなアーキテクチャなんだろうとか考えてた(後ろに i386 が付いているのに)。
結局、よくわからないまま、うまくいけばそれでいいや、とエラーが出たパッケージを無理やりインストールしてみることに。
# yum install libstdc++-libc6.2-2.so.3
すると、
Dependencies Resolved ============================================================================= Package Arch Version Repository Size ============================================================================= Installing: compat-libstdc++-296 i386 2.96-138 base 90 k Transaction Summary ============================================================================= Install 1 Package(s) Update 0 Package(s) Remove 0 Package(s) Total download size: 90 k Is this ok [y/N]: y
とか出てくる。なんだ、こいつでよかったのかってな感じ。
こいつを install したら synergy の rpm もすんなり入った。でもって、Windows XP に立てたサーバに CentOS 5 に入れた synergy で接続。ここに貼り付けたログも、synergy でさくっとコピペ、Windows XP 上の Firefox からブログ更新。CentOS 側は Xen VMM になっていて、個々の仮想ホストには VNC サーバを立ち上げ、VMM(synergy クライアントになっているホスト)上の VNC クライアントで接続。Windows XP につなげた Space Saver Keyboard II から Xen VMM、その上の仮想ホストまで触れる幸せな環境を手に入れた。
なお、CentOS 5 側から synergyc -f でフォアグラウンドで接続した後、必要のなくなった(CentOS 機につながった)キーボードを陰に追いやったあと、synergy クライアントをバックグラウンドに持っていこうと、synergy サーバ側の PC のキーボードで synergy -f を起動したシェルを Ctrl-Z で止め、bg しようとしてできなくて焦ったのは、そしてせっかく陰に追いやったキーボードを泣く泣く出してきたのは内緒である。