Oracle にもてあそばれる修行

Oracle 10g に接続できなくなった。どうやらリスナーが上がらなかったらしい。思い当たるのは、前に設定したとき以降にホスト名(FQDN)を変更したこと。
以下、ちょっとしたメモ。ほとんど他人様の役には立たないはず。

  • 変更前
    • ホスト名 : green.oldnet.example
    • サービス名 : gdb.oldnet.example
    • TNS 名 : grn
    • リスナ名 : gdb
  • 変更後
    • ホスト名 : green.newnet.example

解決には次のログを覗いてみたりした。

  • sqlnet.log
  • /opt/oracle/product/10.0.1/network/log/gdb.log
  • /opt/oracle/product/10.0.1/network/log/listener.log
grep -r gdb.oldnet.example /opt/oracle

すると、

/opt/oracle/oradata/gdb/system01.dbf
/opt/oracle/oradata/gdb/sysaux01.dbf

などがリストアップされる。どうやらデータベースファイルのバイナリにサービス名が組み込まれているらしい。ということで、サービス名を古いものに戻してみたら無事リスナーも起動し、接続できるようになった。