2009-05-25の読みさし
社会的共通資本 (岩波新書):50%
- 作者: 宇沢弘文
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2000/11/20
- メディア: 新書
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基調は「くるま社会」に対する批判。基本的な立場は私と同じと捉えた。自動車の社会的費用という考え方は、今後「くるま社会」を批判、分析する上での重要な視点となりそうだ。
都市計画において俎上に上っているル・コルビュジエの「輝ける都市」は、斜めにのびる建築―クロード・パランの建築原理でも批判されていたやつじゃないかな。斜めにのびる建築―クロード・パランの建築原理でも「共」のあり方がひとつの重要な論点になっていたけれど、この本でもコモンズは中心的なタームになっている。