2009-09-18の読みさし

単純な脳、複雑な「私」:100%

単純な脳、複雑な「私」

単純な脳、複雑な「私」

面白い本であった。感想はまたじっくり書きたいと思う。私のために書き残しておくべきだと思う。

追記 2009-09-20

脳は、他人をモニターするための仕組みを使って、自分の体をモニターし、つまり、他者として自己を捉えるなかに心が作られるのでは、という話。なるほど。引用。

おそらく、進化の過程で、動物たちは他者の存在を意識できるようになった。そして次のステップでは、
その他者の仕草や表情を観察することによって、その行動の根拠や理由を推測することができるようになった。
他者の心の理解、これが社会性行動の種になっている。
しかし逆に、この他者モニターシステムを、「自分」に対しても使えば、今度は、
自分の仕草や表情を観察することができるよね。すると、他者に対してやっていたときのように、
自分の行動の理由を推測することができるようになる。これが重要なんだ。

文字通り、他者を観察するように自分を観察する、つまり幽体離脱を生じさせる脳の部位があるとは。

怖い絵3:100%

怖い絵3

怖い絵3

どれだけ頭に残ったか、というのは別にして、大変興味深く読むことができた。図書館の新刊本の中で自分に興味がない分野のものを漁っているときに見つけた本だったが、よい勉強になる本だった。絵画もやっぱりそれが描かれた時代背景を知って鑑賞したいよね、と。
シリーズ本のようなので全部読んでみよ。

雨の山吹 (新潮文庫)::100%

雨の山吹 (新潮文庫)

雨の山吹 (新潮文庫)

読了。

だっこっていわないよ。 (絵本作家の子育てばなし):100%

だっこっていわないよ。 (絵本作家の子育てばなし)

だっこっていわないよ。 (絵本作家の子育てばなし)

そうだよなあ、とうちゃんはどう頑張ってもかあちゃんにぶっちぎり大差をつけられた二位なんだよな、という本。