Portable Apps 導入を模索する修行
今まで、秘密鍵は USB フラッシュメモリに入れて持ち歩いていた。秘密鍵の複製は作るべきでないし、HDD に残したくもないし本来は、単なるフラッシュメモリではなく、耐タンパ性を持つ暗号計算機能を内蔵のデバイスにして、原理的に秘密鍵を複製できないようにすべきなんだろう。ともかく、その USB フラッシュメモリには Putty とその仲間達を入れて、会社でも自宅でも、あるいは実家に帰ったときにもインストール作業なしで各サーバへのアクセスが可能になるようにしていた。
で、この USB フラッシュメモリは以前 Dell のノート PC を買ったときについていたもの。容量 64 MB に不便は感じていなかったが、本体が太く、USB ポートに挿したとき、隣の USB ポートに USB ケーブルを挿すことを妨害する困ったチャンなのだ。ついでに数年前にキャップを紛失し、不安を感じつつも常にポートを丸出しで持ち歩いていた。
そんなこんなで、このたび USB フラッシュメモリを新規購入した。無論、死蔵している変な USB メモリフラッシュメモリがいくつかあることは思い出さないようにしていた。選択の基準は、次のような感じ。
- 2000 円以上*1
- でも安いもの
- 割安なもの(元から安いようなのは駄目)
- スライド式、回転式など、キャップが外れない機構のもの
- 小さいもの
- 頑丈そうなもの
選ばれたのは BUFFALO の 2 GB、スライド式。
本題
で、ここまでが前振りでここから本題。どうせなら、秘密鍵と SSH 関連だけでなく、よく使うツールやら開発環境やらも入れちゃったらいいんじゃないかと思ってみた。Putty も登録したセッション情報はレジストリに書かれるので、若干不便に感じていたので、レジストリを使わないようにしたい。
ということで Portable Apps を導入しようと考えている。公共環境での利用は考えていないので、Firefox のキャッシュやら ThunderBird のメールボックスだの、各種ツールのログなどは PC に残していいと思っている。むしろ、持ち歩く方が危険ではないかと。
でも、会社のマシンに USB フラッシュメモリを無条件に挿すのは本来よくないはず。規定を作るべきだな。というのは別の話。