皆既日食に向けた十島村役場の対策

今朝、NHK のニュースで見た。いまさら門外漢が吠えることではないが、何でそんなに対策が大変なんだ? と思った。見たくてくる人を拒むことはないけど、島での滞在期間に必要なものは全部持ってきてもらい、何も残さずに持って帰ってもらえばそれでいいんじゃないだろうか。食料も水も寝るところも、新たに用意してあげる必要なんてないし、トイレやゴミ箱の心配も、医療の心配も要らないんじゃないかな。水タンクの新たな設置? テントを張る場所の用意? 要らないんじゃない? 何を残すべき(島民生活、文化、景観、生態系)で、何を残すべきでない(メンテナンスされない人工物)か、そういう視点で考えられているのだろうか。
来る人のモラルに任せられないなら、島へのアクセスは船しかないのだから、そこでチェックすればいいのでは。できないのかな。監視するとか身分証明を厳重にするとか誓約書を書かせるとか。その人件費が問題になるのかなあ。
経済効果は小さくないんだろうけど、短期的にもたらせる貨幣基準の価値だけに捉われず、長中期的に見た多様な価値についても考えるべきだろうと思う。たぶん、考えているんだろうな、そういうことは。
時間があったらもっと調べてみたい。ここで吠えているだけでなく、十島村役場にメールなりなんなり、意見を投じてみようかな。と思いつつ、きっと時間がないだろうなあ。