日本の技術者は減少傾向にあり、技術家はほぼ絶滅した

screenshot
下村湖人の「青年の思索のために」をテキストファイルに起こしているのだが、いろいろと発見があって面白い。さらっと読んでいたときには見逃がしていた、見慣れないものたちが浮びあがってくる。我々の脳は画像解析から意味解析まで、意識させずにさらっとこなす。しかし、一字一句間違わずに入力しようとすると、各段階を意識的に行う必要が出てくる。字形、字種、語彙、語法、組版レベルでさまざまな発見がある。

「技術家」という言葉が出てきて、最近はそういう語みないなあ、と思って、「技術者」「技術家」、あとついでに「エンジニア」で Google Insights for Search してみた。
まあ、こういう調査には Google Insights for Search は全然向かない、ということがわかった。国語学の研究やっている人たちはすごいなあ。

追記

「技術者」は春と秋にピークがあるな。情報技術者試験のせいだろうな。