HP Pavilion v7780jp に CentOS 5.2 ベースの Xen VMM を入れる修行、その 2

再チャレンジ

Vista 復旧

recovery ツールが入ったパーティションを残しておいたので、そこからブートして Vista を再インストール。といっても、NIC が物理的に死んでいないか、NIC の種類がなにか、を調べるためだけのもの。

recovery パーティションから起動してみた。どのパーティションに戻すかの指定はなし。CentOS を入れおいた第一パーティションVista が復旧された模様。なるほど。単純なデュアルブートにするのは簡単そうだ。まあ、それはそれとして。

Vista でネットワークを利用してみたところ、普通に使えている。NIC の物理的不具合ではないようだ。
Vista 側で認識された NIC 情報は次のようになっていた。

Realtek RTL8168C(P)/8111C(P) Family PCI-E Gigabit Ethernet NIC (NDIS 6.0)

カニさんか。さほど変な NIC ではなさそうだが ...。

CentOS 5.2 Xen なしインストール

問題を切りわけるために Xen なしで CentOS 5.2 をインストールしなおしてみる。

インストールパッケージは

  • Gnome デスクトップ
  • 開発ツール
  • 開発ライブラリ
  • ネットワークサーバ

CentOS 5.2 側で認識された NIC の情報を見てみる。

cat /etc/sysconfig/networking-scripts/ifcfg-eth0
# Realtek Semiconductor Co., Ltd. RTL8111/8168B PCI Express Gigabit Ethernet contoroller

ふむ。Vista 側 RTL8168C, CentOS 側 RTL8168B と、若干違っているようだ。この辺なのかな。

Realtek のサイトからドライバをダウンロードしてインストール。

ネットワークが使えないので別の PC でダウンロード。
http://www.realtek.com.tw/downloads/downloadsView.aspx?Langid=4&PNid=6&PFid=6&Level=5&Conn=4&DownTypeID=3&GetDown=false#RTL8100B(L)/RTL8100C(L)/RTL8101L/RTL8139C(L)/RTL8139C(L)+/RTL8139D(L)/RTL8100(L)/RTL8130/RTL8139B(L)

これを USB メモリ経由で ... と思っていたのに、CentOS 5.2 側で hotplug が効かないでやんの。しばらくいじけたあと、あてずっぽうで mount してみる。

# mount -t vfat /dev/sdb1 /media

したら mount できてしまった。よかった。

気をとりなおして

# bzcat /media/r8168-8.011.00.tar.bz2 | tar xvf -
# cd r816808.011.00
# less readme

readme を見ながら ...

# lsmod | grep r81
# rmmod r8169
# make clean modules
# make install
# depmod -a
# modprobe r81
# lsmod | grep r81
# /etc/init.d/network restart

よしよし。NIC 買わなきゃかなあ、とか思っていたけど大丈夫そうだ。ま、Xen なマシンにするから NIC を 2 枚刺してもいいんだけど。

じゃあさっそく。

# yum update

おまけに

# yum groupinstall Virtualization

うし。