HP Pavilion v7780jp に CentOS 5.2 ベースの Xen VMM を入れる修行、その 3

Xen と全然関係ないけど synergy で快適に、beryl でうにょうにょぐりぐりに。

synergy で効率よく

メインマシンは Vista マシン。そいつと Xen マシンをどっちもいじってのに、キーボードやマウスを持ち替えるのは面倒くさい。ということで synergy

# yum install compat-libstdc++-296
# rpm -ivh http://jaist.dl.sourceforge.net/sourceforge/synergy2/synergy-1.3.1-1.i386.rpm

Vista 側で synergy サーバを上げておいて、Xen VMM な CentOS からはクライアントで接続。

# synergyc --name sunya 192.168.XXX.XXX

よし、快適快適、と。

beryl でうにょうにょぐりぐり

マシン購入時にちょっと悩んだこと。それはグラフィックカードとして GeForce が乗っていること。どうせ Xen VMM なマシンだし、グラフィックカードがリッチでもその性能を活かすことはないんだろうなあ、と思っていた。

けど、最近は Linux でもうにょうにょぐりぐりがあり、メジャー化しつつあるらしいことを知り、チャレンジ。

NVIDIA から取ってきたデバイスドライバをビルド & インストール
# yum install kernel-devel
# wget 'http://jp.download.nvidia.com/XFree86/Linux-x86/180.29/NVIDIA-Linux-x86-180.29-pkg1.run'
# /etc/init 3

X が落ちたところで

# sh NVIDIA-Linux-x86-180.29-pkg1.run

ダイアログにしたがって進むと、モジュールのビルド & インストールが行われた模様。reboot してみると X が起動する瞬間、NVIDIA のスプラッシュ画面がちらっと表示された。うし。

compiz 入れてみただけ
# yum install compiz
berly

先人の足跡をたどるだけ。
CentOS 5 インストール個人的ノート
ƒI[ƒvƒ“ƒMƒƒƒ‰ƒŠ[FAIGLX(CentOS 5•Ò)

まずは CenoOS Plus リポジトリをデフォルトで有効化。

# vi /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo

Fedora EPEL リポジトリも使うことに。

# rpm -ivh http://download.fedora.redhat.com/pub/epel/5/i386/epel-release-5-2.noarch.rpm

fedora extra リポジトリも使えるようにしとく。デフォルトは無効で。

# cat > /etc/yum.repos.d/fedora.repo
[fedora-extras]
name=Fedora Extras 6 - $basearch
#baseurl=http://download.fedora.redhat.com/pub/fedora/linux/extras/6/$basearch/
mirrorlist=http://mirrors.fedoraproject.org/mirrorlist?repo=extras-6&arch=$basearch
#mirrorlist=file:///etc/yum.repos.d/local-extras
enabled=0
gpgkey=http://ftp.riken.jp/Linux/fedora/extras/RPM-GPG-KEY-Fedora-Extras
gpgcheck=1
^D

でもって、3D デスクトップ環境 beryl を入れる。

# yum --enablerepo=fedora-extras install beryl

KDE 関係も入ってくなあ、うーん VMM 太らせたくないんだけどなあ。まあ、そんなもんかもなあ。

/etc/X11/xorg.conf もいじる。

[root@sunya ~]# diff /etc/X11/xorg.conf.org /etc/X11/xorg.conf
1d0
< 
3a3,7
> Section "Module"
>       Load    "glx"
>       Load    "extmod"
> EndSection
> 
19c23,25
<       Driver      "vesa"
---
>       Driver      "nvidia"
>       Option      "AddARGBGLXVisuals" "True"
>       Option      "DisableGLXRootClipping" "True"

でリブート後、beryl を有効化すると ... おおお、うにょうにょぐりぐりだ。うーん。これが試せただけで GeForce つきの PC でよかったと思える。よしよし。