「ファシリテーター完全教本」を読了し、振り返ってみる修行

「ファシリテーター完全教本」を読む修行 - 昨日知ったことに書いた「ファシリテーター完全教本」を読了。本や雑誌は買って読むものでなく、借りて読むものである、という崇高なモットーを掲げている私としては、最初図書館で借りた本を読んでいたが、同じ本を新規に購入し、途中からそちらを読んでしまった。変節という謗りも甘んじて受けよう。

さて、中身である。
説明されている基本価値、基礎ルールはほとんど実体験として納得できる内容である。かつて自分でそのような方法を使ってファシリテーションに成功したことがある。逆に、あのとき失敗したのはこのルールに反する行動をしたからなんだな、と思い当たるところも多い。そのルールを適用しなかった場合、どのように失敗するか、というパターンが説明されているが、まさにそのような失敗をしてきたのである。

これからこの本のアプローチを基にファシリテーションスキルを身につけていきたいと考えているが、ネックになるのはグループメンバーに基礎ルールを受け入れてもらうことではないかと思う。ファシリテータとしての実績がないうちにファシリテータとして活動することをどのように受け入れてもらえばいいのだろうか。

もう一度読み直して研究することにしよう。