高齢者でも楽に生産性を上げられる方向への努力は農業の衰退を加速する、かも

現在の農業従事者の大半が高齢だからといって、高齢者でも楽に生産性を上げられるように、という方向に努力しても、農業の衰退を止める力にはならないと思う。楽じゃなくてもいいから、努力した分報われる、という方向に力を注ぐべきではないだろうか(健全なビジネスにする、という話なんだろうけれど)。単なる労働ではなく、生きがいとなるには、「楽じゃない」どころか、「苦労が多い」ほうがよいと思う。

労働集約的な農産物生産を、若い人向けの雇用とするのがいいのではないかと思いつつ、それを可能にするための政策はまったく思いついていない、今日このごろ。