家事こそが生きるということの体現

最近は育児中心の生活。次から次にやるべきことが待ったなしで降ってくる。捉え方次第では家事労働に追われていることになってしまう。しかし、それは家事を不当に低く見る悪習から逃れられていないだけのことだ。最近思うのだが、家事こそが生きているということの体現だ。家庭の中で母親が家事一般を全部引き受けてしまう構図がよくあると思うが、それは、母親が子供から生きることを知る機会を奪っていると意味で残念なことだ。もし、母親が楽しんで、ではなく仕方なく家事労働に従事しているとしたら、二重の意味で残念だ。家事は、生きるということの、もっとも積極的な表明でもある。

と言うことで、

やれば得する!ビジネス発想家事 (オトナビ・ブックス)

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を読んでみたいと思う。直感的に、この家事をビジネス思考でやろうという試みは本質的に誤りだと感じているので、それが正しいかどうかを確かめるために。