鯛なべ

先週収穫した野菜がだぶつき気味である。ということで、金曜日、鍋か温野菜にして一網打尽にすべく、いい魚だしが出そうな魚を求めて買い出しに出た。「手羽中を使った水炊き」や「ぶつ切りしたネギの上に豚バラを広げて火をつけて作る豚だしの鍋」を何度かやっていて、たまには魚だしもどうか、と思ったので。買い出しにいって、目についてしまったのが鯛の切り身。だいぶ悩んだ末、二切れ購入。

「鯛 鍋」でぐぐって、いくつかのページを読んで、要諦は掴んだ。で、こんなふうにつくった。

  1. 土鍋に適当に水をはり、昆布とほし椎茸を投入。ネット上のレシピはどれも「だし汁」としか書いてなかったけど、鯛にはこいつらがあうんじゃないかと想像。
  2. 気がむいたときに点火、弱火にしておいとく。
  3. 鯛をそぎ切りに。焼いたときに皮とか骨がおいしくなりそうなので、それらを考慮して、それなりに切る。
  4. そぎ切りにした鯛を並べて酒と塩を振る。
  5. オーブンを 250℃ に加熱。その間に酒と塩が鯛にいいぐあいになじんでいると想像してほくそえむ。
  6. 250℃ になるのが待てずに、210℃ を越えたあたりで投入してしまう。
  7. 鍋のほうは、みりんをひとまわし、醤油をふたまわしくらいいれてみる。
  8. なんか焼けてるなあ、と思ったら鯛を鍋のほうにすべり込ませる。
  9. 白菜、豆腐、きのこ類、餅なんかを入れてぐつぐつとしながら食べる。

ということで、当初の野菜大量消費はかなわなかったが、今まで対決したことのなかった鯛をねじふせ、うまいだしを出させることには成功した。
手順上、鯛を鍋に入れるタイミングは、もっとあとがよいかもしれない。あまり長く煮るとパサパサした感じになってしまう。かといって、短かいと十分にだしが出ないと思われ。