あおぎ味噌とその応用例

ネギ収穫

土曜日、つくばでネギを収穫。一本ネギは全体の半分は土用に埋めなおしたのだが、そちらのほう(埋戻し版)よりも、植えっぱなしにして土を高く高く寄せておいたほう(土寄せ版)が太く、長くおいしそうに見えた。土用の時点で根が切られてしまう分、埋戻し版が成長の面で遅れをとるのはしごく当然な気がする。埋め戻すと何がいいんだっけ。茨城の伝統野菜赤ネギも土寄せ版がおいしそうにみえる。追肥の問題か、それともこれから霜にあたったときに何かが変わるのか。

あおぎ味噌

で、昨日は、あおぎ(ネギの青いところ)をどうおいしく食べようか、ということでつれあいとあれこれ考える。
一本ネギのあおぎはつれあいがネギ味噌にした。泣きながら刻んでた。あおぎだけのネギ味噌、どんぶりに軽く一杯くらいの分量ができた。

そのまま食べてもおいしかったが、あおぎネギを溶いて作った味噌汁が秀逸。あおぎネギ自体に鰹節が入っているので、だしをとる必要もない。炒めたネギのだしがしっかり出て、単なる「味噌汁」と呼ぶのは失礼な感じ。例えて言うならば、橋本聖子氏を自転車競技でオリンピックに出た人、と紹介するようなものか。

私がピンと来た場合は、半分くらい成功、半分くらい失敗するのだが、それは置いておいて、ピンと来てしまって、あおぎネギ味噌をすり鉢に入れ、塩茹でしてあった秘伝豆をつぶしながら和えてみた。うん。これは成功。味がマイルドになって、そのまま舐めてもおいしい。秘伝豆も同じ大豆系だから、自家製の素朴な味噌で作りましたテイスト。